tomoの満腹ノート

今 ここ この身 好きなことをして生きよう

たぶん7年ぶり!?の石垣帰省・・・ いろいろあってさらに距離が遠のいていた故郷石垣島へ帰ろう!と思ったのには、ふたつの理由がありました。
それは父方の祖母に会いたい!子どもたちを会わせたい。また、子どもたちにも私の故郷を見せてあげたいということでした。
私の祖母は今年96歳。沖縄ならではの長寿です。(*^_^*)・・・が、ここ最近は数年前の骨折が元で寝たきりになり、そのために認知症も進んでしまって・・・田舎の人のせいか、ばあちゃんは昔からばあちゃんでした。でもとっても元気なばあちゃん。そのばあちゃんはきっといつまでも元気なものだとそう思っていたのに・・・
でも現実はそうじゃない。 年寄りの明日はわからない・・・そう思うと、一日も早く会っておきたい・・・勝手だけれど、その思いが急に止められなくなってしまったのです。
春休み・・・ぽんすけの中学登校日、入学式やミーのダンス発表会などもろもろの予定があり、その合間に行ける日はここしかない!3月27日(金)から、30日(月)まで三泊四日の旅で決まりです! オットは仕事で行けませんが・・・(汗)

27日(金)出発
お昼ごろ伊丹発沖縄行き、そして那覇発石垣行きに乗り継いで午後3時半ごろに無事石垣空港に到着。 飛行機から降りる階段であのムッとした熱気と息苦しさに出迎えられることを期待していたのに残念。天候はイマイチで薄手の長そでがちょうどいい感じ・・・
前日までは半そでだったらしいのですが、全国的にお天気が悪い日だったようです。ひとり残されたオットは会社に行くのに冬物のコートに袖を通してそれでも寒かったらしいのですから、やはり沖縄は暖かいということでしょうね。
レンタカーを予約していましたが、空港には父と叔母が迎えに来てくれていました。
(父・・・母と別れた私の実父で、いろいろあって疎遠になってます)

とりあえずはホテルに到着。

ベストイン石垣

今回、沖縄ツーリストのツアーでの旅行でしたが、大人一名子ども二名。(子ども料金適用なし)三泊四日でレンタカーをつけて、約15万ちょっとの価格はお得です。その昔、飛行機代だけで大人ひとりが7,8万かかってた時代を思うと・・・

夜には、旧友たちが集まってくれることになっていたので、とりあえずは祖母のところへ・・・切望していた祖母との再会。ベッドに横たわる祖母はやっぱり「ばあちゃん」で、ちょっと小さくなっていたけれど肌つやも良く見た目はとっても元気そうでした。
その顔を見ていろんなあふれる思い・・・思わず「ごめんね」とこれまでの祖母不孝を後悔しながら涙が止まりませんでした。人なつっこい子どもたちは、一生懸命に「私がわかる?」「おれのこと覚えてる?」と話しかけてました。
その姿をキョトンとしながら見比べる祖母・・・ 私の小さな頃にそっくりだというミーの姿に私の姿・・・少しは見てくれたかな。

そこへ父がやってきて・・・「叔父さんの牛小屋に行こう」 まったくいつも強引なんだから・・・

父の兄にあたる叔父さんは、内地に子牛を出荷する仕事をしています。詳しくはわからないけど、その子牛たちが神戸牛になったりするのだとか。

前回見たときより、牛の数が増えていました。



子牛にお乳を飲ませてやっているところです。


あの アグー がいたり・・・

うさぎがいたり・・・

ワンちゃんがいたり・・・


まるで小動物園です。(笑)
このほか、馬やヤギ、ねこたちもいて子どもたちは大喜びでした。

しかし、そうそうゆっくりもしていられない! 旧友たちの待ち合わせ時間に遅れちゃう〜 慌ててホテルに戻りお土産を持参して待ち合わせ場所へ。
時間に間に合った〜♪ とホッとするも・・・ 誰もいない。。。(^_^;)
そうです。沖縄タイム・・・もとい、八重山タイムを・・・忘れてましたね。  みな「遅れる」ことを前提に待ち合わせするのです。(笑)
20分ほどたつうち、チラホラ・・・とやってきてくれました。 けど、びっくり〜 昔はそこまで話したりしなかった男の子たちまでも! 一応幼ななじみではあるものの、転校生だった私は関わりが少なくて、共通の思い出が少ないのに・・・
それでも不思議なものです。 肩肘はらずに今の現況を話したり、友人たちの話をしたり・・・

10名のお友達が集まってくれ、とても楽しいひと時が過ごせました。


28日(土)
午後からは雨・・・の予報に、午前中のうちにとグラスボートで子どもたちに海中探検をしてもらおうと川平湾へ。友人も付き合ってくれました。

今にも振り出しそうな天気だったけれど、こうしてみてもきれいですね。

お昼は別友人宅で八重山そばをごちそうになりました。あ〜写真撮れば良かったな。ついつい話に花が咲いちゃって・・・の〜んびりゆったりの花なんですけどね。その「ゆんたく」が楽しい。ゆんたく・・・とは、まったりゆったりと過ごすという意味の方言です。
子どもたちは、その友人の小さい子どもちゃんに夢中♪ 追いかけたりしながら人のうちの中で遊びまくってました。(^_^;)

夕方、みんさー工芸館で機織り体験。叔母さんの職場なのです。

コースターを作りました。

夜は親戚一同が集まってくれました。

各自、自己紹介中。(笑)

子どもたちは完全にこんがらがってましたね〜  なんせ父は6人兄弟でその子ども(私の従姉)は15名いてその子どもたちは約20名。実際に来れたのはその一部でしたがそれでも多いですから〜

ちょっとした出来事でもすぐに伝わってしまうような小さな田舎・・・家庭環境のせいでいやな思いをしたこともあったけれど、やはり優しい親戚たちです。 それはこうして大人になり母となった今だから身にしみてわかることでもあったのですが・・・
こんな私たちのために集まってくれたことに感謝。


29日(日)
午前中は私が受洗した教会へ行く予定が・・・ 前夜にマリンスポーツの仕事をしている従兄弟が「ジェットスキーをさせてあげる」ということで、子どもたちは当然乗り気になってしまい、祖母に会いに行ったあとそちらに行ってきました。

スコールのような大雨が降ったり、どんよりとした空だったのですが、乗せてもらうときには不思議と落ち着いて・・・


滞在中に一番いい場所でいいタイミングに晴れ間が見られた一瞬でした。

午後は、私が市街をぶらぶらとしたくて・・・ウィンドーショッピングの後は食べたかったA&Wへ。 たぶん沖縄しかないファーストフードのお店。

お代り自由のルートビア! 昔はあまり好きじゃなかったのに、今は美味しいんだなぁこれが。(笑)

その後どうしようか〜と思いながらの車中で・・・ せっかくレンタカーしてるんだからやっぱりドライブしなきゃ!と、石垣島の最北端平久保岬まで行くことに。最北端といっても市街から1時間ほどで行けちゃうんですよね。
玉取展望台に寄り
平久保到着


帰りに海に抜ける鍾乳洞にも寄りました。 これが閉園間際に入園して他にお客もいなくて怖いったら!

降ったりやんだり・・・のどんよりの空の中のドライブでしたがそれでも行きは明るく抜ける道のりが気持ち良かったです。しかし帰りは・・・人気も車の気配なく、暗くなってくる空の下は怖かった・・・
次回は晴れ間の中で「暑い!」と汗をぬぐいながらおでかけしたいね!


30日(月)

祖母の顔を見て帰路へ。途中、みんさー工芸館に寄って叔母さんからいろいろお土産を持たされました。

ゲンキクールという飲み物は、私が子どものころからあるヤクルトと似た薄い肌色の乳酸菌飲料です。これを3本も・・・!!!写真にはないけど、実は冷凍されていた(と思われる)牛肉まであってびっくりでした〜

早めに行って空港で知り合いのお店でのんびりお茶しよう・・・などと思っていたら、那覇での乗り継ぎの関係で石垣発を1便早い便に乗ることに!
見送りに来てくれるはずの友人とも連絡がつかないまま、バタバタ〜と乗りこんで帰りました。
伊丹空港からはミーのダンス発表会のための練習に間に合わせるためにタクシー。  これが一番痛い出費だったかも?(涙)

前回、7年前は子どもたちも小さく大変だった帰省も、今回は子どもたちも身の回りのことは自分でできるので楽ちん〜でした。会えなくてしばらく関わりのなかった親戚たちと再会し、また顔がつながったことでこれからは子どもたちだけでも行けるかな?
・・・というか、「またすぐに行く!」子どもたちはすっかりその気なのです。

しばらく離れていた故郷・・・ 家もない私ですが、友人や親せきの「お帰り!」という言葉がとても嬉しくまた帰ろう!と心から思うのでした。親戚や友人、そして大好きなばあちゃんに会いに・・・