tomoの満腹ノート

今 ここ この身 好きなことをして生きよう

カジマヤーとは

tomosyoku2010-02-26

先日の一人での里帰り。
おばあちゃんのカジマヤー祝いのため・・・って、一体なんだろう?って思いますよねぇ〜

沖縄の風習でその年の干支の生年祝いがあるのですが、(数えで)13歳、25歳、37歳・・・とその頂点である97歳をカジマヤーといいます。
カジマヤーは、沖縄の方言で「かざぐるま」という意味があり、この年になると童心にかえるということから、その呼び名なのだそうです。

年祝いは地域ごとに公民館などを貸し切って行われるのがほとんどですが、その前にカジマヤーならではのイベントがあります。
私はこのために帰ったといっても過言ではありません。(^_^;)


オープンカーを貸し切って、地区を回るパレードです。
6人の97歳がいるので6台の車です。

 




そうして、親戚一同が車の後からついて歩きます。

実は私・・・自分もついて歩くとは知らずにいて、外からのんびり手を振るつもりだったので焦りました〜
でも、小学校の横を通ったり懐かしの道を歩きながらさまざまな思いが巡り・・・良かったです。


ばあちゃんは、おじいちゃんを早くに亡くしてから女手で子ども6人を育てあげたスーパーばあちゃん。
孫17人、ひ孫23人と私たちをこの世に出してくれました。
今でこそ認知症で施設に入ったりもしていますが、数年前まで畑仕事やお店番など働き者のばあちゃんで、私たち姉弟の面倒もよく見てくれた優しいばあちゃんでした。
耳が相当遠いのでホワイトボードに字を書いて話すというやりとり・・・なんにでも頷くので、わかっているのかわかっていないのかという感じでしたが、私の名まえは読み上げてくれたのできっとわかってくれたかなぁと思います。


お祝い当日は、たくさんのお客さんが出入りするので、その時にお出しする「牛汁」を前々日から仕込んでおりました。
私も一応はお手伝い。
この鍋、一体何十人分あるのかなぁ? というのを2つ分です。



これは、パレードを終えた親戚たちが戻ってきてからのお昼ごはん。
八重山そばに、牛汁をかけて・・・野菜より牛肉が多いってすごいですよねぇ〜(^_^;)